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水をテーマに染織
香川さんは南砺市生まれ。京都精華短期大学で染色を学び、日本現代工芸美術展や日展に入選するなど意欲的な制作活動を行っています。
会場には、水が湧きだしてから雲になるまでの過程を、人の生涯になぞらえ、ろうけつ染めで表現したシリーズ作など9点が展示されています。
荒々しい波をモチーフにした「清動」は、黄色をアクセントに使うことで、困難に立ち向かう人の強い意志を感じさせます。
また赤い頭巾をかぶった、かわいらしい女の子を描いた作品「Hope」も並び、来場者がじっくりと見入っていました。
「工芸の秀作 香川真有美展」は3月2日まで、砺波市美術館2階の常設展示室で開かれています。
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