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初釜は、お茶を嗜む会が日頃お世話になっている方々に穏やかな気持ちで心尽くしの一服を堪能してもらおうと毎年開いているもので、今年で４０回目を迎えました。
この日は、砺波市の社会福祉協議会や老人クラブ連合会の会員らが招かれ、裏千家の初釜で広く使われている、味噌餡とゴボウを包んだ「花びら餅」を頂きながら、１つの器のお茶を回し飲む「濃茶（こいちゃ）」、そして「薄茶（うすちゃ）」を堪能しました。
また、床の間には「寿（ことぶき）・瑞気高堂満（ずいきこうどうにみつ」の掛け軸や、今年の干支、猪の香合（こうごう）、椿やロウ梅の花がいけられ、正月ならではのおめでたい雰囲気が演出されました。
会を指導する裏千家の桜井宗睦（さくらい そうぼく）さんは「４０周年を節目に、これからも会員を増やしながら、より一層、お茶を楽しんでいきたい」と話し、出席者や会員と共に新年の喜びを分かち合っていました。
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