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今回は、今年から新たに参加した3人の作家を含む55人の作品、57点が展示されました。
会場には、木版(もくはん)や銅板(どうはん)、シルクスクリーンなど、多彩な技法が用いられた版画作品が並び、来場者を楽しませていました。
野原尚二(しょうじ)さんの作品「しぶき」は、自身が愛してやまないという「鮎」をモチーフにしたもの。
遡上する鮎の躍動感を感じることができます。
大谷清作(おおや せいさく)さんの「秋惜しむ」は、木の味わいを活かした「水性板目木版(すいせいいためもくはん)」という技法で制作。
繊細な色の使い方で水の流れや鳥の姿が表現されています。
また、会期中には、砺波市の版画家・野村修三(しゅうそう)さんによる木版画の実技講座が行われました。
参加者らは、来年の干支「ネズミ」をモチーフに野村さんの指導を受けながら、オリジナル作品の制作を楽しみました。
「かがやき☆はんが 2019 in 庄川展」は、来年1月13日まで開催されています
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