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この訓練は、砺波工業株式会社と砺波市桜木町(さくらぎちょう)町内会との合同で、社員や住民およそ40人が参加して行われた。
訓練は「砺波工業株式会社のコミュニケーション棟 喫煙室から出火した」との想定で行われ、社員が初期消火をする一方で、住民は屋外へと避難した。
そのあと、砺波消防署の協力のもと、煙が充満したテントの中を通る体験も行われ、署員から「煙の中を進むときは姿勢を低くして歩くこと」など、注意点を教わった。 砺波工業株式会社は大規模災害が発生した際に社屋の一部を避難所として開放するという協定を砺波市と結んでいる。
また、今年3月、強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに関する活動、技術開発などに取り組む企業や団体を表彰する「ジャパン・レジリエンス・アワード」で、「コミュニティスペースの有効活用による地域貢献と社員の福利厚生の充実」という点が評価され、優秀賞を受賞した。
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