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皇室へのチューリップ球根献上は、旧砺波市が誕生した1954年から毎年行われ、67回目となる。 今年、献上される球根は、明るい黄色の大きな花を咲かせる「黄小町(きこまち)」や、咲き進むにつれ花の色が変化していく「プリンスクラウス」など、6品種で、富山県チューリップほ場品評会で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した「高島 宗雄(たかしま むねお)」さんら、上位入賞者が育てた品質の高いものだ。 球根は、市役所職員が丁寧に箱詰めし、天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下に1000球ずつ、各宮家に500球ずつ献上された。 収穫された球根は、冬の積雪が少なかったことで、チューリップの発芽が早まるなど生育に影響が出るのではと心配されていましたが、春先の低温で平年並みに育ち、大きな花を咲かせたことにより、品質も良く豊作となった。
富山県花卉球根農業協同組合は今年1320万球を出荷することにしている。
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