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去年は、コロナ禍でフェアが初の中止となり、2年ぶりの開催となったこの日は、天候にも恵まれ、8時半の開場と同時に、大勢の観光客が来場した。
開会式では、夏野砺波市長が「新型コロナウィルスの影響で、外出を控えているみなさんに、チューリップを見て、少しでも元気になってもらいたい」とあいさつした。
式の後、フェアの70回目の節目を記念して、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、富山県内では初となる展示飛行を行った。
富山湾方向から飛来した6機が、スモークを使い、上空にサクラや、朝日をイメージしたサンライズなどを描くと、カメラを構えた大勢の来場者から歓声が上がっていた。
今回のフェア、感染対策をとり、会場の展示も密を避ける工夫がとられていた。そんな中で、最大のビューポイントは、先日完成したばかりの「新チューリップタワー」と、これまで親しまれてきた「旧チューリップタワー」が共演する「ツインタワー」で、観光客は今回しか見られない風景を写真に収めていた。 |