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訓練は、大地震が発生して倒壊した建物から傷病者を救出する際に、砺波警察署と消防機関とが迅速に連携をはかれるように行われた。
この日は砺波地域消防組合 消防本部の捜索救助隊員11人と、砺波警察署員6人が参加し、大地震で旧チューリップタワーの階段が変形して使えなくなり、高さ12mの展望台に1人が取り残されたという想定で行われた。
はじめに現場に駆け付けた警察署員が、被災状況を確認し、消防本部に連絡した。
そして、捜索救助隊員が重機をタワーの下へ誘導して、救命索発射銃でロープを飛ばし、救助隊員がロープを使って展望台まで登り、要救助者を救出した。
この訓練では、砺波地域消防組合消防本部と砺波警察署が有事の際、迅速に被災状況や要救助者の容態など、情報を共有できるかを再確認していた。 |