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この教室は、砺波商工会青年部が「となみ夜高まつり」が2年続けて中止になったことを受け、地元の子どもたちに夜高の伝統を受け継いでもらおうと、市内の小学校や認定こども園など、6か所で行われた。
この日は、出町小学校の3年生児童「83人」を前に、砺波商工会議所青年部 富田 哲夫会長が「町が元気になるには、お祭りがとても大切です。みんなが大人になったときにも、砺波の夜高が続いていってくれれば嬉しいと思います」と挨拶した。
教室では、過去の祭りの映像が上映されたほか、夜高あんどんの作り方も披露され、児童らは興味深そうに「となみ夜高まつり」を学んでいた。
砺波商工会議所青年部 熊野 皓太さんは、となみ夜高まつりへの思いとして 「小さいころから、まあ太鼓だったら耳から入ってきますし掛け声もそうですけど、ずーと馴染み深い祭りなので、その子供の時の気持ちを今の子どもたちに伝えたいなというのがあります」と語った。
またこの日は、スペシャルゲストとして「越中いさみ太鼓保存会」が、夜高太鼓のリズムを演奏し、実際に児童たちが太鼓演奏体験を行った。
最後に青年部から質問コーナーがもうけられ、児童たちは、日頃から疑問に思っている事などを元気に聞いていた。
この日の児童たちの質問の様子や、夜高の制作過程などは、YouTube「よたかのじかん」で見る事ができる。 |