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「認知症サポーター」とは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の人や家族を温かく見守り、自分のできる範囲で活動する「応援者」のこと。
今回の養成講座は、砺波市を担う若い世代が認知症について理解し、共に生きる地域をつくろうと般若中学校が「総合的な学習の時間」を利用しておこなったもの。
この日は般若中学校1年の42人が参加し、地域包括センターの職員3人と、やなぜ苑在宅介護支援センターのキャラバン・メイト出村範子さんから、認知症の症状や認知症患者への関わり方などを学んだ。
その中で、「65歳以上の25%が認知症とその予備軍であること」や「初期の認知症は老化による物忘れと区別がつきにくく、注意が必要であること」などが紹介された。
次に、グループワークがおこなわれ、生徒たちは自分の意見を述べたり、自分と異なる意見に耳を傾けたりしながら、真剣な表情で認知症について理解を深めていた。
般若中学校では今後も、福祉について理解を深め誰もが生きやすい地域づくりを進めていく。 |