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地域合同防災訓練は、大規模災害が発生した時に、社屋の一部を砺波市の指定避難所として開放するという協定を2019年に結んだのがきっかけで始められた。
訓練は、一般開放スペースとなっているコミュニケーション棟2階の、喫煙所から出火したとの想定で行われ、社員が初期消火を試み、消防署へ119番通報。施設内の住民や社員を安全に避難誘導するまでのタイムを計測。今回は前回より15秒早く避難が完了した。
引き続き、水消火器を使った初期消火訓練や、AED(自動体外式除細動器)を使った人命救助訓練も行われ、砺波工業の社員代表や地区住民、会社訪問に訪れていた大学生らが、機器の正しい操作方法や、命をつなぐための適切な対応策を学んだ。
砺波工業では、有事の際に地区住民がスムーズに社屋を避難所として利用できるよう、連携訓練を続けていく。 |