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「介護フェス in 富山」は、一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会の富山県ブロックが初めて企画したもので、株式会社スリーティ運輸の砺波営業所で開催された。
会場には、全国から20社の福祉用具メーカーが参加し、車イスや歩行車をはじめ、介護ロボットなど最新の器具が展示された。
介護業界では、テクノロジーの進化で、ICTやロボットの導入、普及が進んでおり、「見守り」を目的とした機器が増えている。
展示されている機器の中には、センサーが危険動作を検知し、通知したりするものや、部屋の状況をリアルタイムで「スマートフォン」などで確認できるものもあり、人手不足が深刻な介護現場の業務負担軽減の手段として期待されている。
また、この日は講演会やセミナーなどの催しも企画され、富山県介護福祉士会会長の舟田 伸司さんが、「介護ロボットが変える介護の未来」と題して講演した。
舟田さんは「介護ロボットやICTの技術を導入することで、介護の生産性が向上し、介護の価値を高めることにつながる」と、話していた。 |