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創立40周年記念式には、関係者や地域住民らおよそ200人が出席した。
「砺波散村地域研究所」は、1983年に創立以来、特色ある散村景観をもつ砺波平野と周辺地域を中心に、歴史や地理、自然などを調査、研究し、提言を行う研究機関。
式典では、砺波散村地域研究所の事務局長、安念幹倫さんから、これまでに実施してきた例会が81回を数えることや、地域の子どもたちに散居村の魅力を伝える活動に力を注いできたことなど、研究所の40年の歩みが紹介された。
この日は、美術、環境にも造詣が深く、神戸市立森林植物園の名誉園長を務める女優の真野響子さんの講演会も開かれ、来場者が耳を傾けた。
京都大学名誉教授で砺波散村地域研究所所長の金田 章裕さんは、「となみ散居村ミュージアムを拠点に、今まで以上に、砺波平野の素晴らしさを伝えていきたい」と決意を新たにしていた。 |