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この展示会では砺波市美術館で収蔵されている写真485点の中から、フランスの写真家ジャック=アンリ・ラルティーグさんとロベール・ドアノーさん、砺波市出身の写真家道宏さんの作品、71点を展示している。
ラルティーグさんはフランスの裕福な家庭に生まれ、7歳の時に父親からカメラをもらったことをきっかけに幸せな時間を残していきたいという思いから愛する人たちや日々の生活を撮影した。
ドアノーさんは写真家の助手や産業カメラマンを経て、1939年にフリーカメラマンとして活動を開始。パリを中心に庶民の何気ない日常をとらえ、鋭い洞察とユーモアに満ちた写真を撮り続けた。
道さんは、国画会写真部で活躍した道夕咲人さんから写真を学んだ。作品は日本の樹林や湖沼、川の流れを写したものなど自然がテーマとなっている。
来場者は、風景や住民の日常生活を写したモノクロ写真をじっくりと見入っていた。
また、関連の催しとして2月10日土曜日午後2時から、砺波市美術館1階企画展示室で学芸員によるギャラリートークが行われる。観覧は無料。 |