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砺波地区教養講座は、砺波地区生涯学習団体協議会が開いたもので「豊かな心と新たな知を求めて」をテーマに全8回を予定している。
この日行われたのは今年度の1回目の講座で、砺波市民大学「学遊塾」と合同で開講式が行われた。
はじめに砺波地区生涯学習団体協議会の八十島 元一会長が、「みなさんの好奇心を満たしてくれる講座となっています。ぜひ楽しんでください」と挨拶した。
講座では、講師の気象業務支援センター 専任主任技師の横山博さんが「夏に備える―『大雨と猛暑』の2023年を振り返る―」と題して講演した。
横山さんは去年7月、1時間に200ミリ以上の雨を降らせた線状降水帯にふれ「砺波地区は農家が多い、強い雨が降ったときは、田んぼの様子を見に行かないようにして欲しい」また、豪雨のあとの連続した猛暑にもふれ「去年は県内で熱中症により722人が救急搬送された。早めにエアコンをつけて熱中症の対策をしてください」と受講者に呼びかけた。 |