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この体験会は、行燈製作を通じて伝統行事や「庄川観光祭」に関心を持ってもらい、技術や伝統の継承につなげようと、庄川観光祭実行委員会が行っているもので、庄川町夜高保存会や白山久一元事務局長らが協力して行った。
この日は、庄川小学校の4年生、29人が参加し、保存会のメンバーから、下書きをロウでなぞる蝋引き作業や色付けを体験した。
児童は「染料をつけすぎないこと」や「同じ部分を何度もぬらないこと」、「蝋引きの線をよく確認し、丁寧にぬること」などのポイントを教わっていた。
また、今年は庄川町夜高保存が会創立50周年ということもあり、高さ42cmの行燈を一人ずつ作った。
完成した「トッペ行燈」にはそれぞれ好きな絵が描かれ、5月28日に行われた創立50周年記念の田祭りで使用したほか「庄川観光祭」期間中は庄川生涯学習センターに展示され祭りを盛り上げた。 |